あらら…。こんなところに来てしまいましたね。
ここは今更ながらに。ただ、ただ。原作の感想を書きたくる場所です。
ネタバレしていきますし、おもいっきし個人的な解釈なので、本当に閲覧注意です。
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【第4幕】 エロ回。 いきなりなんだよ!って感じですが、まぁ真実なので仕方がありませんね。ハイ、エロ回。 酒の力でも借りないと書けない最初のエロ回の第4幕ですね。金曜の…いや、もうサタデーでした。週末だからを言い訳に飲酒しながらの感想です。 絶対に良くないことを書く予感!まぁ、それも一興! てな感じで、エロ回ですね。多分なんか、3幕からの「俺なんかじゃないよ」的なことが大事な感じっぽいんですが、そんなのは頭にちっとも入らない。 正直、青木さんが井田さんに恋に落ちた理由など、どうでもいい。そんなことより、なんかよくわかんないけど、エロい。それだけです。 青木さんの入浴シーンがある回ですが、もちろん初めはスルーしてましたよ。別に男の子入浴シーンなんて、どこにでもあるさね。 でも、その後。なんかドレス着だした。驚くことにビスチェのやつ。肩紐ないやつ。エロアイテムの二の腕グローブまでつけてました。 意味が分かりませんでした。 後々に更にすごい設定を盛り込んでくる青木さんですが、1巻から飛ばしてます。 すごく驚きました。かわいいというか、なんというか。「え?こんなんありなの?」と思いました。 久しぶりに、王道を見たといいますか。昭和後期から平成初期まで見られたオリジュネといいますか、花丸漫画辺りに溢れていた文化祭での女装。 これを平然と少女漫画でやられて、頭がバグりました。「え?この子。なに??」って感じでした。 肩だしシンデレラのヴィジュアル攻撃をもろに食らって、内容が一切入ってきません。 好きな子の好きな男を好きになっちゃったんだねぇ…とかよりも、肩とか胸元とか。なんかそっちに目が行きます。 - なんでよりによってその形のドレス?? - 「お前意外とゴツイ」の、「意外と」って何?? - なんで、パンツまで見せるの??? - なんで???転倒しそうになって、抱き寄せて、肩だいてるの??? - あれ?そういえば。なんで入浴シーン?????????? …と大変パニックになりました。 正直、ここは後々のキスシーンよりも衝撃でした。だってもう、ほぼほぼ。事後。 いや、なんかすでに。もう、やってない???位の腰の掴み方、肩の抱き方。 井田さん。1巻の方がそれ以降よりも若干、大人っぽいというか、他者に関心が無い感じがあるといいますか。 人情に厚いとか、誰にでも優しいってタイプではない印象があります。 この子、転倒しそうなのが他の人だったら、腕掴む程度くらいしかしなさそうでして。 なんなら、転倒していくのをただ、見ているくらいまでしそうな感じすらある気がします。 なのに、相手が相手だとこれですよ。 今振り返ると、なるほどね。って感じです。まぁ、そういうことか。と。 ってことで、エロ回。ひどい、エロ回。 こんなエロい主人公、初めて見た。昔、連載してる時に見た原作のセーラームーンとどっこいくらい色っぽい。 セーラー戦士全員に、タキシード仮面さま。おまけにジェダイトも纏めて煮込んだくらいにエロい。 一人で少コミかよ!ってほどにエロい。何この子???って感じで、びっくりするほどエロい。 と、いうことで。この幕でようやく、この漫画の主人公のエロさに気付きました。 そりゃあ、入浴シーンを見直しますわ。 正直、少女漫画原作で二次創作やるとか、同人誌出すなんて、夢にも思いませんでしたよ。 こんな日が来るなんて思いもしませんでしたよ。 私が二次創作に滾るのはそのキャラがエロいから!の一点突破なんですが、まさか少女漫画で出会うとは思いませんでしたよ。 もう二度とオタクにはなれないだろうなぁ…と自然と足を洗えたのに…。まーさか、こんなことになるとは…。 いやぁ、恐ろしいですよ、青木さん。 正直、こんなエロいキャラ世に出すな!と立腹です。 おかげで今更、変な道を踏みまくってしまったじゃないですか!!本当に迷惑!エロ過ぎてムカつく!! てな感じで、すべては青木さんがエロいのが悪い。 ちなみにこれを、昔からの友人に説明してあげると「???」ってな態度をとるのです。 そんでももって私めは唯我独尊フィーバーを起こすので「え?分からないの?これがエロいということだよ?大丈夫?」と友人を諭すのです。 意外と世の中、お子様なのか…この子のエロさに気付けないみたいですよね。ほーんと不思議。と宮本亜門ヅラでコーヒー飲んでます。 そして、個人的に好きなのはこの回の橋下さん。 井田と撮ってきたら?と勧められての「えっ、いいよ~~」が本当に不要だったというのがすごくいい。 本丸(あっくん)を攻めるには外堀(青木さん)から!って感じで、すごくいい! 以前好きなキャラランキングで3位にしてしまいましたが、2位ですわ。 あ、嘘です。今は、2位が井田さんだ。 てな感じで目が合ってドキドキ…っていう青木さんのモノローグに「見られてるからね!狙われてるからね!」と、逃げて―!とすら言いたくなる第4幕。別名エロ回でしたー。あははー。
【第3幕】 遮断機前の扉絵から始まる第3幕!!別名「俺のこと好きなんじゃねーの?」回。 いやぁ、この「俺のこと好きなんじゃんーの?」って井田さんの発言。大好きでしてねぇ…!ほんと、大好きで、大好きで。 よく考えれば、井田さんのこと好きだわ。と気づかされるのです。良いですよね…!好かれていると思っている者の驕り…!本当に最高! 3幕はあれですね。青木さんがどんどん井田さんに惹かれていく回といいますか、墜ちていく回といいますか、フォーリンラブ回といいますか…。 ええ。最初は心配したものです。え?この子優しくされると墜ちちゃうの??と。青木君大丈夫?と。 でも、これってまぁ。顔が好みとか、かっこいいとかって、そもそも思っていたんだろうなぁって感じで、まぁなるようになった結果が現在…って感じなんですかね。 そう思うと、付き合うのは時間の問題だった気もしますし、どうすっ転んでも何らかのきっかけでくっつくことになってそうだなぁ…ああでも、消しゴムさえなければ!と捻くれてしまう感情の二律背反。 なんでしょう?未だにくっつかないでくれる世界線を欲する自分もあり、なんだか自分が良く分からない…! そんなこんなで二人の親密度が爆上がりする2年時の文化祭の回ですね。 第3幕は井田さんに墜ちていく回でもありますが、逆を言えばまだ橋下さんのことを好きでいる回でもあり、ヨシ!!と謎のガッツポーズをしたくなる回でもあるのです。 つーか、今思うと、青木さんってば切り替え早くない?普通にときめき満載じゃん。女子も男子も素敵な人なら好きになっちゃう…!素晴らしいヒロイン体質ですが、これは心配ですね! 井田さんには大変お気の毒な話ですが…!!! まー、そんな感じで。まだくっついてもいない二人ですが、この頃の井田さんは部活をサボる。サボる。 普通に考えれば文化祭の学年準備の方が優先なので、運動系の部活は好きに行けばいい期間でしょうが、後々の真面目な印象の井田さんから比べれば、 そーいやぁさぼってたなぁ…!と感慨深い回でして…。まぁ何より、自分のことを好きなはずの青木さんから、橋下さんのことを勧められて複雑な感情に陥ってらっしゃるところが、バチクソ楽しい!! まぁご本人はお気づきになられていないでしょうが、もう青木さんの事が気になっちゃってて、なんなら口説き始めているところがめちゃくちゃ楽しい。 友達から始めようって言いだした2幕から、だいぶ行動で好きが出ちゃってますねぇ。 そもそも井田さん的には青木さんが好みだったに違いないのですが、一回振れたのは今思うと、本当にすごい! 一生懸命でいいなって…とかもう、本当に口説いてますけど、そのシーンの時、井田さん笑ってましたよね? だいぶ、時間がたたないと感情が呑み込めないんでしょうが、その時は「面白いなお前フッ…」みたいな感じでしたのに!もう、めちゃくちゃ笑顔が頭に残ってるし、ときめいちゃってるじゃん! 一生懸命だけなら、あなたの部活の部長さんとか、委員長の方が一生懸命でしょうよ!謎に口説きだすから、恥ずかしがって逃げちゃいましたよ!あの後、何を考えて井田さんは帰路に就いたのでしょう? どーせ頭の中、青木さんでいっぱいでしょうよ…!!はーい!ありがとうございマース!
【第2幕】 …ってことで2幕です。これ、上に更新していく方がいいのか、下に書いていく方がいいのか……まぁどっちでもいいですよね。 そんな感じで2幕。いやぁ2幕。これさー。かわいそうじゃないですか?時を経て読み返しての2幕。本当に読み直すと反省するんですよ。 井田さんごめん…。ごめん…って。当時は井田さんに「追いかけるなよ!」って思っていたんですよ。余計なことしやがって!って。 なんか逆張りの神が降りてきて、このまま女とうまくいけ!と願ってしまっていたんですよ。 でも、ここで井田さんの危機回避能力というか、シックスセンスがフルスロットルしてなければ大変なことになってましたね。良かったね井田さん…!! 少女漫画の主人公って大体強いから、相手がどの男でもうまくいくんですよね。主人公が選んだ男とうまくいくというシステムですからね。 だから主人公ではない男は大変ですよね。選ばれなければただの当て馬ですからね。いやぁ、今思うと良く回避した!よく走った!と井田さんを褒めたい。 ありがとう!と最大級の感謝で讃えたい! 全力チャリのあっくんを全速力で追いかける井田さん!ぜひ青木さんにも見てほしかった! この辺りは本当に、中盤の余裕気な井田さんを鑑みると、めちゃくちゃ楽しい。ちゃんと余裕ないじゃん!ってすごく楽しい。 告白されたと思っている井田さんのこの辺のデイズの心情を鑑みると、大変楽しいですね♪ やっぱり序盤だから、IFものが捗りますねー。 そのまま付き合わないってのを考えるとほーんと楽しいですー。あははははー。
【第1幕】 そういえば第1話じゃなくて、幕なんですよねぇ…。最終話目前の時、幕って…まさかこれ自体がお芝居で蒲田行進曲みたいなラストじゃないよねぇ!!とワタワタした記憶が甦ります。 twitterさんあたりでも書いた気がしますが、最初に消えた初恋さんを読んだきっかけは『別冊といえどマーガレットで男同士だと?絶愛やんけ!』的な感じでした。 いやぁ、絶愛。もちろん大好きなんですけど、初めて読んだ時は私サイドの精神の低さゆえに、そこまで理解ができなかったんですよ。 最初に読んだのは中学2年生頃かなぁ…。みんなおすすめの漫画を学校に持ち込んで先生に内緒で回すというのが毎日のことでしたので『白鳥麗子でございます』と『絶愛』が同じノリで回ってくるんですよ。 それに商業アンソロジーも流行していましたので、週間少年ジャンプとスラムダンクのコミックスとスラムダンクのアンソロジーが一緒に回ってくるような時代だったんです。 その辺の古本屋にも商業アンソロジーがいっぱいありましたし、結構やおいも激しめでした。 なのに古本屋の外のワゴンに100円とかでちっちゃい子も見れるように売られていましたねぇ。今思うと、わーお!って感じですね。 『絶愛』はねぇ…本当に良いのですよ。BL好きという若い方にも是非読んでほしいです。 執着攻の塊といいますか…まぁ本当に攻の南條晃司がすごいんですよ。南條さんについては好きかといわれると、うーんって感じなのですが、好きとか嫌いじゃなくて南條さんはすごい。 まぁそして本当に性癖にやっぱり刺さる。結局電子書籍でも買いなおしておりますが、やっぱり何度読んでも「おおう!」となります。やっぱり抉られる。 でも中学生当時は「ひぃいいい!窓割れた!!怖い…!」って感じで、ようやく理解が追い付いたのが高校入る前くらいかなぁ…。 ま、そんな感じで未だにその名を聞くと「うおおおお!」と滾ってしまう絶愛の後継として読み始めたのが『消えた初恋』でした。 いや、嘘です。多分、当時はさすがにそこまで絶愛を消えた初恋に求めてはいなかったかと。 …って、前置き長すぎですよね。てな感じで第1幕の感想です。感想としては… 「この井田って子。いけ好かないなぁ」 以上! …って、最悪ですね。いくら隠しページとはいえ、よく言ったなてめぇ感がすごい。いやぁでも、これが当時の感想なんですよねぇ。 といいますか、私が井田さんを「あら!いいじゃない!!」と思えたのは本当に最後の方でして。 なんなら途中くらいまで「別れろ!別れろ!」と念じていたぐらい…。 なにせ消え恋の登場人物で好きだなぁ思うランキングは1位青木さん、2位あっくん、3位橋下さん、4位岡野くん。 ぐらいな感じでしたので、まぁまぁ井田さんの順位が私の中で低め…。 世に言う『この攻は好きになれないけど、私の大好きな受の子がこの攻じゃないとダメっていうから仕方なく…!』ってやつです。 受の子には「もっといい男居るよー!もっと世の中よくみてー!」という感じになりつつの、ハラハラしながらの見守りというか、まぁまぁ…別れろ!位を念じていた季節でした。 あはは。懐かしー!でも、今読み返してみると、ほんと…不憫ですね井田さん。初恋を橋下さんに取られてやんの。今思うと、かわいそう…。ひどい。青木さん酷い…。 と、文章にしてみるとあまりにもひどい感想ですが、連載も終わってしまってそれ以降の音沙汰もないから、ネタバレを僻地でしてもしゃあないね。 第1幕を読み直すと、時々思うのです。このまま青木さんの初恋が成就されて、青木さんと井田さんが交わらない人生ってのもいいなぁ…って。 いや、多分その漫画だと、私全巻揃えない気がするんですけどね。でも、橋下さんの方が幸せにしてくれそうな気がしてたんですよねぇ。途中まで。ええ、途中まで。 でも、やっぱり1幕を読むと無限にルート展開できて最高だなぁ!!って思いますね!なんだってできる!!!あはははーー!って。 私、告白されると思っていた井田さんが「…え?」になる前のシーンがすごく好きなんですよ。このころ、青木さんは好きじゃないし―!ってなる。 あと、井田さんが一度振ってしまっているというのが、今になるともう、すごく楽しい!このままうまくいかなければよかったのに!!と連載期間中に何度願ったか! というか、マンガ読んでる時の自分の精神年齢が小学生レベルで今更びっくりです。普通に読みゃあいいのにね!